
東京都内でICL手術を行っている眼科・クリニックは多くありますが、どこを選ぶかによって「手術費用」や「クリニックの実績」は大きく異なります。
本記事では、東京のICL眼科・クリニック全20医院の「費用」と「実績」を比較し、おすすめのクリニックをご紹介します。
2019年からICL生活をしている私自身の経験や、ICL眼科医へのヒアリングを通じて得た、クリニックのサイトには載っていない情報・知識も交えて徹底解説していきます。
この記事でわかること
- 東京のICLクリニックの最安値はどこか?
- 「費用」と「実績」に優れたおすすめのクリニックはどこか?
- ICLクリニックをどのような基準で選べばよいか?
当ブログの管理人

目次
東京のICL眼科・クリニック一覧(2021年最新版)
東京都内でICL手術を受けられる眼科・クリニック全40医院の術費用は以下の通りです。
眼科名(最寄駅) | 費用 |
---|---|
品川近視クリニック おすすめ1位 |
通常レンズ:460,000円〜 乱視レンズ:560,000円〜 ※紹介クーポンでさらに割引 |
サピアタワー アイクリニック東京(東京駅) おすすめ2位 |
通常レンズ:680,000円 乱視レンズ:780,000円 |
先進会眼科 おすすめ3位 |
通常レンズ:451,000円〜 乱視レンズ:561,000円〜 |
新宿近視クリニック(新宿西口駅) | 通常レンズ:460,000円〜 乱視レンズ:560,000円〜 |
冨田実アイクリニック銀座(東銀座駅) | 通常レンズ:638,000円〜 乱視レンズ:748,000円〜 |
松原クリニック(池袋駅) | 通常レンズ:547,800円〜 乱視レンズ:602,800円〜 |
虎の門病院(虎ノ門駅) | 通常レンズ:649,000円〜 乱視レンズ:709,000円〜 |
六本木 柴眼科(六本木一丁目駅) | 通常レンズ:660,000円 乱視レンズ:770,000円 |
めじろ安田眼科(目白駅) | 通常レンズ:680,000円 乱視レンズ:680,000円 |
アイケアクリニック銀座院(銀座駅) | 通常レンズ:700,000円〜 乱視レンズ:800,000円〜 |
井上眼科クリニック(御茶ノ水駅) | 通常レンズ:704,000円 乱視レンズ:814,000円 |
山王病院アイセンター(青山一丁目駅) | 通常レンズ:770,000円〜 乱視レンズ:770,000円〜 |
聖路加国際病院(築地駅) | 通常レンズ:770,000円 乱視レンズ:770,000円 |
眼科スターアイクリニック(溜池山王駅) | 通常レンズ:770,000円 乱視レンズ:880,000円 |
南青山アイクリニック東京(表参道駅) | 通常レンズ:800,000円 乱視レンズ:800,000円 |
大沢眼科(東池袋駅) | 通常レンズ:547,800円〜 乱視レンズ:602,800円〜 |
池上きくち眼科(東急池上線池上駅) | 通常レンズ:600,000円〜 乱視レンズ:700,000円〜 |
杉田眼科(金町駅) | 通常レンズ:660,000円 乱視レンズ:760,000円 |
あおば眼科クリニック(東武伊勢崎線梅島駅) | 通常レンズ:440,000円〜 乱視レンズ:484,000円〜 |
あおば眼科 西新井駅クリニック(西新井駅) | 通常レンズ:440,000円〜 乱視レンズ:484,000円〜 |
吉祥寺森岡眼科(吉祥寺駅) | 通常レンズ:550,000円 乱視レンズ:600,000円 |
石神井台アイクリニック(上石神井駅) | 通常レンズ:560,000円 乱視レンズ:610,000円 |
保谷伊藤眼科(西武池袋線保谷駅) | 通常レンズ:660,000円 乱視レンズ:726,000円 |
武蔵野タワーズゆかり眼科(三鷹駅) | 通常レンズ:660,000円 乱視レンズ:770,000円 |
八王子友愛眼科(八王子駅) | 通常レンズ:666,000円〜 乱視レンズ:710,000円〜 |
武蔵野眼科(三鷹駅) | 通常レンズ:666,000円〜 乱視レンズ:710,000円〜 |
京王八王子 松本眼科(八王子駅) | 通常レンズ:749,100円 乱視レンズ:815,100円 |
眼科なかのぶ医院(中延駅) | 通常レンズ:660,000円 |
かきのき眼科(西小山駅) | 通常レンズ:631,540円 |
いやま眼科(江戸川橋駅) | 通常レンズ:660,000円 |
武蔵小金井さくら眼科(小金井駅) | 通常レンズ:660,000円〜 |
国分寺さくら眼科(国分寺駅) | 通常レンズ:660,000円〜 |
アクウェルモールさくら眼科(武蔵小金井駅) | 通常レンズ:660,000円〜 |
諸星眼科クリニック(西荻窪駅) | 通常レンズ:700,000円〜 |
慶應義塾大学医学部 眼科学教室(信濃町駅) | 通常レンズ:770,000円 |
東京医科歯科大学 眼科学教室(御茶ノ水駅) | 通常レンズ:825,000円〜 |
たかせ眼科 平町クリニック(都立大学駅) | 通常レンズ:880,000円 |
東京歯科大学水道橋病院眼科(水道橋駅) | 通常レンズ:880,000円〜 |
吉野眼科クリニック(上野広小路駅) | 通常レンズ:1,000,000円 乱視レンズ:1,040,000円 |
深作眼科 六本木院(六本木駅) | 通常レンズ:1,000,000円 乱視レンズ:1,400,000円 |
※全て「ホールICLレンズ(スターサージカル社製)」の価格
※全て両目、税込みでの価格
上記費用の他に、手術前の適応検査費・診察費・点眼薬などの各種費用が別途で発生します。
ですが、今回おすすめする3つのクリニックはいずれも、これらの費用が全て含まれた料金体系ですのでご安心ください。
東京のICL費用相場は約68万円
上記費用を平均すると以下の通りです。
通常レンズ:679,511円
乱視レンズ:745,443円
上記金額よりも安ければ「相場よりも割安」、高ければ「相場よりも割高」と判断できます。
例えば、おすすめ1位の「品川近視クリニック」と、最高値の「吉野眼科クリニック」の通常レンズ費用は、これだけ異なります。
品川近視クリニック:460,000円
→相場よりも約22万円割安
吉野眼科クリニック:1,000,000円
→相場よりも約32万円割高
同じ手術内容にも関わらず、なぜ費用が2倍以上も異なるのか?
理由は、ICLは自由診療なので、病院側が価格を自由に設定できるからです。
ICL手術は、手術そのもの以外にも、多くのコストが伴います。例えば、
- ICLレンズの輸入代
- 医療機器のリース・購入費
- 病院の家賃・テナント料
- オペレーションコスト・人件費
といったコストが考えられ、これらを考慮して価格設定がなされています。
手術実績が豊富で、多くの患者が集まるクリニックなら、患者1人あたりのコストが安くなるので、その分だけ手術費用も安く提供できる、というわけです。
おすすめ1位:品川近視クリニック(有楽町駅)
実績:
通常レンズ・乱視レンズとも、業界最安値。
そして、ICL手術で2019年、2020年の国内最多症例数を受賞。
費用・実績どちらもNo.1の、最もおすすめできるクリニックです。
私がICL手術を受けたのもこの品川近視クリニックになります。
ここがポイント
【費用面】
- 業界最安値
- 適応検査が無料
- 紹介クーポンでさらに安くなる
【実積面】
- ICL国内最多症例数を受賞(2019、2020)
- 「追加手術」の発生率が最も低い
- 日本に22人しかいない「ICLインストラクター」も在籍
レンズ入れ替えなどによる「追加手術」の発生率は、以前は各クリニックのHPでデータが公開されていました。
品川近視クリニックの追加手術発生率は1%未満で、各クリニックから公開されていたデータの中で最も低い確率です(数字は私の担当医さんにも直接確認しました)。
また、品川近視クリニックには日本に22人しかいない「ICLインストラクター」も在籍しています。
ICLインストラクターとは、ICL手術を行う「ICL認定医」の認定と技術指導を行う医師のことで、ICLの手術経験・技術に秀でた医師のみが取得できる資格です。
このように品川近視クリニックは、費用・実績どちらにおいても最もおすすめできるクリニックです。
私自身、ICLへの知識・情報により詳しくなった現在、もう一度手術受けるとしたらやはり品川近視クリニックを選びます。
品川近視クリニックのICL費用
近視度数 | 通常レンズ | 乱視レンズ |
-4.5D以下 | 460,000円 | 560,000円 |
-5.0D以上 | 537,000円 | 637,000円 |
品川近視クリニック東京院の詳細
住所 | 東京都千代田区有楽町2-7-1 有楽町イトシアオフィスタワー13F |
アクセス | JR有楽町駅の銀座口・中央口より徒歩1分 東京メトロ銀座駅より連絡通路がございます。 |
診療時間 | 10:00〜20:00 |
休診日 | なし |
各院 | 東京院・札幌院・名古屋院・梅田院・福岡院 |
割引情報
おすすめ2位:サピアタワーアイクリニック東京(東京駅)
実績:
「北澤 世志博」医師が執刀責任者を務める、2019年に開業したクリニック。
北澤医師は、3,700件以上のICL手術実積があり、日本のICL手術の第一人者と言われている名医です。
また、元AKB48の指原莉乃さんなど、複数の芸能人のICL手術を担当したことでも知られています。
大手クリニックと比較して価格が高めな点、適応検査の受診だけだと1万円の費用がかかってしまう点、必ずしも北澤医師に執刀してもらえるとは限らない点が残念ですが、価格よりも何よりも腕の良い先生に執刀してほしい、という方は候補に入ってくるクリニックです。
サピアタワーアイクリニック東京のICL費用
近視度数 | 通常レンズ | 乱視レンズ |
全ての度数 | 680,000円 | 780,000円 |
サピアタワーアイクリニック東京の詳細
住所 | 東京都千代田区丸の内1丁目7番12号 サピアタワー 7階 |
アクセス | 「東京駅」八重洲北口より日本橋口方面に徒歩3分 東京メトロ東西線「大手町駅」(B7出口直結)徒歩1分 |
診療時間 | 平日:10:30〜19:00 土 :10:00〜19:00 日祝:10:00〜18:00 |
休診日 | 木曜日 |
\1分で予約完了!/
おすすめ3位:先進会眼科(西新宿駅)
実績:
品川近視クリニックの紹介クーポンを考慮しない場合、通常レンズにおいてはこの「先進会眼科」が最安値クリニックです。
ICLインストラクターも在籍しています(院長の比嘉利沙子医師)。
実績面では品川近視クリニックには劣り、「視力矯正の症例数」も品川近視クリニックの20分の1以下となっています。
とはいえ十分に実績のあるクリニックですので、品川近視クリニックがある有楽町よりも新宿の方が交通の便が良い、という方におすすめのクリニックです。
先進会眼科 東京院のICL費用
近視度数 | 通常レンズ | 乱視レンズ |
-4.5D以下 | 451,000円 | 561,000円 |
-5.0D以上 | 528,000円 | 638,000円 |
先進会眼科 東京院の詳細
住所 | 東京都新宿区西新宿6-5-1 新宿アイランドタワー35F |
アクセス | 東京メトロ丸ノ内線「西新宿駅」より徒歩2分 都営地下鉄大江戸線「都庁前駅」より徒歩8分 JR「新宿駅」より徒歩10分 |
診療時間 | 10:30〜19:00 |
休診日 | なし |
その他:あおば眼科クリニック(東武伊勢崎線梅島駅)
手術費用のみの掲載価格は最安値。
ただし、適応検査費・診察費・点眼薬などの各種費用が別途でかかる料金体系となっています。
具体的にいくらかかるのかは明記されていませんが、いずれも保険診療が適用されないため注意が必要です。
(なおICL手術は、術前・術後とも非常に多くの種類・量の点眼薬を使用します。個人的には、各種費用が全て手術費用に含まれたクリニックがおすすめです。)
あおば眼科クリニックのICL費用
近視度数 | 通常レンズ | 乱視レンズ |
全ての度数 | 440,000円 | 484,000円 |
※適応検査費・診察費・点眼薬などの各種費用が別途発生
あおば眼科クリニックの詳細
住所 | 東京都足立区梅島1-4-3 |
アクセス | 東武伊勢崎線梅嶋駅より徒歩5分 |
診療時間 | 平日 9:30~12:30、15:00~18:30 土曜 9:30~12:30 |
休診日 | 日曜 |
ICLクリニックの選び方:「費用」と「実績」が両立したクリニックを選べ
おすすめクリニックもこの2つの視点で解説していたように、ICLクリニックを選ぶ上で「費用」と「実績」が特に重要です。
費用で選ぶ理由
どのクリニックでも、手術内容・提供サービスがほとんど変わらないためです。
ICLは、全ての医院で全く同じレンズ(スターサージカル社製のホールICLレンズ)が採用されており、治療プランも2種類(通常 or 乱視)しかありません。
手術自体も、片手で操作できる器具を用いて5分程度で終わるもので、非常に難易度の低い手術だと言われています。
ですので、費用が高いから安全性も高い、といった性質の手術ではありません。
(むしろ大手のクリニックでは、検査から手術までのオペレーションを体系化しているからこそ、安全性を高めながらコストを削減して安価で提供することに成功しています。)
このような理由から、まずは費用の安いクリニックで検討するのがおすすめです。
実績で選ぶ理由
実績が安全性に直結するからです。
ICLの安全性には2つの観点があります。
- レンズの度数選定が適切か?
→適切でないと過矯正のリスクが発生 - レンズのサイズ選定が適切か?
→適切でないと合併症のリスクが発生
1. レンズの度数選定
手術後の実際の視力は、検査時の予測から若干の上振れ下振れが発生します。
コンタクトや眼鏡でも、視力検査のあと最初に試着したレンズが合わなくて、度数を変更する場合があるのと同じです。
ただし、ICLはコンタクトや眼鏡と異なり試着ができないので、度数選定は一発勝負です。
その上で、上振れ・下振れが大きく出てしまうと、視力が十分に出なかったり、逆に過矯正になってしまう可能性があります。
この上振れ下振れを極力小さくするためには、視力の「予測の精度」が非常に重要です。
そしてこの「予測の精度」は、手術の実績数に比例します。
つまり「適応検査の予測をもとに、この度数のレンズを採用した結果このような視力になった」という症例データが多いほど、予測の精度が高いのです。
ですので、度数選定において、手術の実績数の多いクリニックを選ぶことが非常に重要です。
2. レンズのサイズ選定
ICLレンズを埋め込む後房空間は、大きさや形状に個人差があり、それに合わせてレンズも4段階のサイズがあります。
後房空間に対して埋め込むレンズのサイズが大きすぎると、眼圧が上昇して緑内障のリスクが発生します。
逆にレンズが小さすぎると、水晶体にレンズが接触して白内障のリスクが発生します。
これらの合併症を引き起こさないためには、1人1人の後房空間の大きさや形状を考慮して「どのサイズのレンズを、どの向きに埋め込むか」の判断が必要です。
後房空間が大きく、横長の場合
大きいサイズを横向きに埋め込む
後房空間が小さく、やや縦長の場合
小さいサイズを縦向きに埋め込む
実は、この後房空間の大きさや形状、直接的に計測することができず、適応検査の様々な結果から間接的に「予測」しているのです。
「この検査結果なら、このサイズのレンズが最適だろう」といった具合です。
(なので、極端な話、レンズを入れてみてサイズが合っていなければ、レンズを入れ替える再手術をしなければいけません。)
そしてこの「予測の精度」は、やはり手術の実績数に比例します。
つまり「適応検査の予測をもとに、このサイズのレンズを埋め込んだ結果こうだった」という症例データの多いクリニックほど、予測の精度が高いのです。
このように、レンズの度数・サイズを適切に選定して、過矯正や合併症を回避するために、手術の実績数の多いクリニックを選ぶことが非常に重要です。
まとめ:ICLは「費用」と「実績」で選ぶ。まずは適応検査の受診がおすすめ
- ICL手術の最安値は「先進会眼科」「品川近視クリニック」
(品川近視クリニックは紹介クーポンでさらに安くなる) - ICLクリニック選びには「費用」と「実積」が重要
まずは適応検査が無料のクリニックに来院して、先生から直接話を聞いてみるのがおすすめです。
※ICL手術を受ける前に、まずは適応検査を受ける必要があります。
おすすめ1位:品川近視クリニック
費用:
実績:
割引情報
おすすめ2位:サピアタワーアイクリニック東京
費用:
実績:
\1分で予約完了!/
おすすめ3位:先進会眼科
費用:
実績: