ICL基礎知識

ICL手術後の「光の輪」の見え方を体験者が詳細解説!

ICL手術をすると「光の輪」が見えるようになるって聞くけど、どんな見え方なんだろう?そんなのが見えて不満はないの?

こんな疑問にお答えします。

ICL(眼内永久コンタクトレンズ、フェイキックIOL)手術をすると「光の輪」が見えるようになることがあります。

この「光の輪」が不安で、ICL手術をためらってしまっている、という方もいらっしゃるのではないでしょうか。

この記事では、ICLの「光の輪」が気になる方に向けて、ICL体験者の管理人が、「光の輪」の実際の見え方について、詳細に解説していきます。

「光の輪」とはどんな現象?

コンサートやスポーツ観戦などで強い光を見ると、上の写真のように輪っかが見えた経験はありませんか?

ICLで見える「光の輪」もこれと同じ見え方です。

暗闇で光を見たときに、光源の周りに輪っかが見えることがあります。

実際の見え方のイメージ図を作成してみました↓

光の輪がわかりやすいよう、ややくっきり目に描いています。

実際の見え方は輪っかがもう少しボヤケた感じですが、見え方のイメージとしてはかなり近いです。

「光の輪」はなぜ発生する?

では、ICLレンズを入れるとなぜ光の輪が見えるようになるのか?

それは、ICLレンズの中央に小さな穴が空いていて(矢印の箇所)、この穴の縁に光が反射することで光の輪が見えるのです。

この穴は、レンズを埋め込んだときに、目の中の組織液が正しく循環するための通り道になっています。

実はかつてICLには、レンズを埋め込むと組織液の循環が悪くなり、将来的に白内障や緑内障のリスクが少し高まる、というデメリットがありました。

そして、そのデメリットをなくすために穴空きレンズが開発された、という歴史があります。

つまり、レンズの中央に穴を開けることで、術後の安全性が高まった代わりに、光の輪が見える仕様になったのです。

「光の輪」は実際どのくらい気になる?

結論から言うと、手術から数ヶ月が経った現在、光の輪は全く気になりません

正確には、

  • そもそも光の輪がほとんど見えなくなった
  • 仮に見えたとしても全く気にならない

という状態です。

そもそも光の輪がほとんど見えなくなった

ICLレンズが目に馴染むまでの手術当日〜1週間は、光の輪はしょっちゅう見えましたが、1ヶ月も経つとほとんど見えなくなりました。

見えなくなった例を1つ挙げると、手術から1ヶ月半後に、夜の首都高を車で運転する機会がありました。

そのときは、運転の数日前に「光の輪が邪魔にならないかな」と少し心配したのですが、いざ当日になると、運転中も光の輪は全く見えませんでした。

で、数日後にふと「そういえば、この間運転したとき光の輪ぜんぜん見えなかったな」と思い出したんですよ(笑)

レンズに穴が空いている以上、「光の輪が発生しなくなった」わけではないと思いますが、おそらく、脳が慣れて光の輪を認識しなくなったことで、見えなくなったのだと思います。

仮に見えたとしても全く気にならない

実は、手術当日に初めて光の輪が見えたときから、嫌な見え方とは全く思っていませんでした。

そもそも、ICL手術をしなくても、コンサートやスポーツ観戦などで強い光を見れば誰にでも起きる現象なんですよね。

光の輪は現在でも、意識的に探せば見えますし、ふとした瞬間に見えることもたまにありますが、見えたとしても全く気になりません。

ちなみに、Twitterでも同様の意見が多く見られます。

まとめ

  • 「光の輪」とは、暗闇で光を見ると光源の周りに輪っかが見える現象のこと
  • レンズの中央に空いている穴によって発生する
  • 手術から数ヶ月が経った現在は全く気にならない

私自身、「光の輪はICLのマイナス点として受け入れるしかない」と覚悟して手術に臨みました。

ですが、1ヶ月もすると全く気にならなくなるので、光の輪に対して不安がらなくても大丈夫だと思いますよ!

光の輪も含めた、術後の見え方の経過や、ICL手術体験について気になる方は、こちらの記事で詳細に解説しています↓

https://try-icl.com/shinagawa-lasik

すでにICL手術を検討中の方は、こちらの記事でICL眼科を徹底比較しています↓

https://try-icl.com/recommend-clinic

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