ICL基礎知識

ICLとレーシックの違いは?体験者がメリット・デメリットを徹底比較

ICLとレーシックってどう違うの?どんなメリットやデメリットがあるの?

こんな疑問にお答えします。

ICL(眼内永久コンタクトレンズ、フェイキックIOL)とレーシックは、どちらも視力矯正手術ですが、そもそも手術の原理から全く異なります。

この記事では、ICLとレーシックの手術の違いと、メリット・デメリットの比較ついて、詳細に解説していきます。

そもそもICLとは?

ICLとは「Implantable Contact Lens」の略で、眼内永久コンタクトレンズとも言われます。

目の中に小さなレンズを埋め込んで、半永久的に見えるようにしてしまおう、というものです。

ICLとレーシックの違い:手術の原理が全く違う

レーシックは、レーザーで角膜を削って薄くして、焦点距離(ピントが合う位置)を変えることで近視を改善する手術です。

出典:cdn-ak.f.st-hatena.com

対してICLは、物理的なレンズを埋め込むことで近視を改善します。

出典:nishihara-gannka.com

ICLはコンタクトに近い視力矯正法だと捉えるとわかりやすいです。

メリット・デメリット比較:ほとんどの観点からICLがオススメ!

ICLのメリット・デメリットを、5つの視点で解説します。

まず最初に、結論を一覧でまとめておきます。

  レーシック ICL
安全性
・ドライアイのリスクあり
・何かあったときに元に戻せない

・ドライアイにならない
・何かあったときに元に戻せる
見え方の質
・不正乱視のリスクあり

・不正乱視が発生しない
視力の持続
・近視に戻る場合がある

・近視に戻ることがない
対象視力
の範囲

・強度近視に適用できない

・強度近視でも適用できる
費用 ◎〜△
・両目で10〜70万

・両目で40万〜

ICLとレーシックは、手術の原理が違うので、メリット・デメリットも全く異なります。

順番に解説していきます。

ICLは安全性が高い

ICLは以下の2つの理由で、レーシックよりも安全性の高い手術です。

  レーシック ICL
安全性
・ドライアイのリスクあり
・何かあったときに元に戻せない

・ドライアイにならない
・何かあったときに元に戻せる

ICLはドライアイになるリスクが非常に低い

レーシックは角膜を約30mm切るのに対して、ICLは約3mmで済むので、角膜の知覚神経を傷つけることがありません。

そのためICLは、術後の違和感やドライアイを感じることがレーシックに比べて非常に少ないというメリットがあります。

ICLは何かあったときに元に戻せる

ICLは、老後など将来的に何かあった場合にレンズを取り出せば元に戻せる、という「可逆性」がメリットです。

レーシックは角膜を削るため、元に戻すことは当然できません。

ICLは見え方の質が高い

  レーシック ICL
見え方の質
・不正乱視のリスクあり

・不正乱視が発生しない

レーシックで角膜を削ると、不正乱視(高次収差)が発生し、見え方の質が下がる場合があります。

不正乱視とは、以下のような症状です。

  • 角膜の形状が変化すると発生する光の屈折異常
  • 物の輪郭がぼやけたり二重に見える
  • 角膜を大きく削ると発生しやすい

不正乱視が増加すると、下の画像のような見え方になってしまいます(イメージ)。


不正乱視がない場合の見え方
(イメージ画像)


不正乱視が増加した場合の見え方
(イメージ画像)

特に強度近視の場合、レーシックだと角膜を削る量が多くなるため、不正乱視が増加する傾向にあります。

一方、ICLは角膜を削らないので、不正乱視が発生せず、非常に質の高い見え方が期待できます。

※レーシックも、最新機器による高額なプランであれば、不正乱視が発生しにくい手術が行えます。

ICLは近視に戻ることが半永久的にない

  レーシック ICL
視力の持続
・近視に戻る場合がある

・近視に戻ることがない

レーシックは近視に戻る可能性がありますが、ICLは半永久的に戻らないのがメリットです。

レーシックで角膜を削った際、人間本来の機能として、元の形状に戻ろうとする修復作用が働く場合があります。

元の角膜に戻ると、近視に戻ってしまうことになるわけです。

(どの程度の期間で戻るかには個人差があり、数年かけて戻る人も入れば、数ヶ月で戻ってしまう人もいます。全く戻らない人ももちろんいます。)

一方、ICLは埋め込んだレンズの性能は永久に持続するため、近視に戻ることがありません。

※近視に「戻る」ことはありませんが、唯一「近視そのものが進行」した場合は視力が落ちる可能性はあります。これはICLとレーシックどちらにも言えることです。

※ですので、近視が進行する可能性がまだある25歳未満の方は、視力が一定の度数で安定するまで視力矯正手術は行わない方が良いと思います。

ICLは強度近視でも手術できる

  レーシック ICL
対象視力
の範囲

・強度近視に適用できない

・強度近視でも適用できる

レーシックの場合、近視が強いと角膜をより多く削る必要があるため、コンタクトの度数-6.0以上のは、角膜厚が削る量に耐え切れず、手術が行えない場合が多くあります。

一方、ICLはどんな視力でも同じように「レンズを埋め込む」だけなので、強度近視の方でも問題なく手術が行えます。

最安値はレーシックが安いが、見え方の質を重視するならICLが割安

  レーシック ICL
費用 ◎〜△
・両目で10〜70万

・両目で40万〜

費用については以下が結論です。

  • 安さを求めるならレーシック
    →ただし安かろう悪かろうな手術
  • 見え方の質を重視するならICL
    →質の高い手術プラン同士の比較は
     ICL    :40万円〜
     レーシック:60万円〜

とにかく安さを求めるなら、レーシックは最安10万円前後で手術が行えます。

ただし、古い機器での「安かろう悪かろう」な手術内容になってしまいます。

では、質の高い手術プラン同士を比較すると、レーシックよりもICLの方が安くなる場合が多いです。

(不正乱視が発生しづらい最新機器でのレーシック手術は60万円〜と、ICLよりも高額になります。)

まとめ:基本的にはICLの方がオススメ

ICLとレーシックの違いをまとめると以下の通りです。

  • ICLとレーシックは手術の原理が全く違う
    →ICL    :目にレンズを埋め込む
     レーシック:角膜を削る
  • ICLは安全性が高い
  • ICLは見え方の質が高い
  • ICLは近視に戻ることが半永久的にない
  • ICLは強度近視でも手術できる
  • 最安値はレーシックが安いが、見え方の質を求めるならICLが割安

私個人の意見としては、レーシックよりも「ICL」の方がオススメです。

とはいえ、まだICL手術を受ける実感が湧かない方も多いと思うので、ICL手術体験と術後の見え方について詳細にまとめたこちらの記事も合わせてご覧いただければと思います↓

https://try-icl.com/shinagawa-lasik

具体的にICLクリニックを検討しようと思った方は、こちら記事でICLクリニックを詳細に比較していますので、合わせてお読みください↓

https://try-icl.com/recommend-clinic

-ICL基礎知識

© 2022 ICL徹底解説