レーシックは視力回復に効果的な手術として広く知られていますが、「レーシックは本当に安全?」「後遺症や失敗のリスクは?」と不安を感じている方も多いでしょう。
この記事では、2025年最新の医療情報をもとに、レーシックのリスクや合併症、安全性について徹底解説します。後悔や失敗を防ぐためにも、ぜひ参考にしてください。
レーシックの安全性はどのくらい?
レーシックは1990年代から世界中で行われており、累計4,000万件以上の手術実績があります。日本国内でも広く行われており、厚生労働省の認可を受けた機器・技術を使用して施術が行われています。
近年はフェムト秒レーザーの導入により、より精密で安全な施術が可能となりました。これにより、従来よりも角膜へのダメージを軽減し、合併症のリスクも下がっています。
合併症発生率のデータ
信頼できる研究によれば、熟練した執刀医によるレーシックで重篤な合併症が起きる確率は1%未満とされています。多くの調査では、満足度が95%以上と非常に高く、視力回復の効果も安定しています。失明に至るようなケースは極めてまれです。
安全に受けるための前提条件
レーシックの安全性は、手術を受ける人の目の状態と、手術を行う医師の経験によって大きく左右されます。角膜が極端に薄い、高度な乱視がある、眼病の既往があるなどの場合は、適応外と判断されることもあります。
このようなリスクの高い症例に対して手術を強行すると、トラブルの原因になるためです。
知っておきたいレーシックのリスクと合併症一覧
レーシックは高い成功率と満足度を誇る一方で、手術である以上、一定のリスクや合併症が存在します。ここでは、レーシックを検討するうえで必ず知っておくべき主なリスクについて、原因や対処法も含めてわかりやすく解説します。
ドライアイ
最も頻度が高い合併症の一つです。レーシックでは角膜を切開するため、涙の分泌を調整する神経が一時的にダメージを受け、ドライアイを引き起こすことがあります。通常は数ヶ月で改善しますが、術後は点眼薬を使用し、乾燥を避ける環境づくりも大切です。
ハロー・グレア
夜間にライトがにじんで見える現象で、瞳孔の大きい人や強度近視だった人に起こりやすいとされています。最新のレーザーではこのリスクを低減する照射技術が使われていますが、術後しばらくは夜間運転に注意が必要です。
視力の戻り(近視の再発)
術後に時間が経つと、視力が少しずつ低下していくケースがあります。特に若年者や強度近視の人に起こりやすく、眼球の成長や生活習慣が関係しています。ただし、再手術や眼鏡・コンタクトでの矯正が可能です。
角膜拡張症(エクタジア)
ごくまれに、角膜が薄くなりすぎることで徐々に変形していく「角膜拡張症」が発生することがあります。角膜の厚さが術前に十分でない場合にリスクが高まるため、適応検査での判断が重要です。発症すると特殊なコンタクトや、重症例では角膜移植が必要になることもあります。
その他のリスク
その他にも、まれではありますが、いくつかの起こりうるリスクがあります。
注意ポイント
・フラップずれやしわによる視力低下
・感染症(術後の点眼で予防可能)
・過矯正や残余近視
・まぶしさや異物感の継続
いずれも術前の適応検査と、術後のケアによってリスクを最小限に抑えられるので、安心してください。
レーシックで後悔しないための4つのポイント
レーシックの手術後に後悔しないために、事前に知っておきたいポイントをお伝えします。
自分が適応かどうか見極める
手術前の適応検査では、角膜の厚さ、形状、屈折値の安定性、瞳孔径などがチェックされます。適応外と判断された場合は、他の矯正方法を選ぶのが賢明です。
安心できるクリニックを選ぶ
信頼できるクリニックを選ぶことが手術成功につながります。以下のポイントに注意しましょう。
ポイント
・症例数が豊富な医師が在籍している
・最新の設備・検査機器が揃っている
・カウンセリングでリスクをしっかり説明してくれる
・不自然に価格が安すぎない
自分に合った術式を選択する
現在日本で行われているレーシック手術には、大きく分けて以下の4つの術式があります。
スタンダードLASIK(従来型)
最も一般的で歴史の長い従来型レーシックです。角膜にマイクロケラトーム(薄い刃)でフラップを作成し、エキシマレーザーで角膜を削ります。実績が豊富で費用が比較的安いメリットがありますが、フラップ作成に刃を使うため最新の術式に比べると精度や安全性の面で劣る部分もあると言われています。
カスタムLASIK(オーダーメイド矯正)
個人個人の目の形状や歪み(収差)に合わせて矯正を最適化したレーシックです。事前の詳細な検査データ(ウェーブフロント解析等)をもとに、一人ひとり異なる角膜のクセを補正します。これにより夜間のハロー・グレア(にじみや眩しさ)を軽減し、見え方の質を向上できる可能性があります。標準術式より費用は高めですが、その分自分の目に合ったクリアな視界を得やすくなります。
フェムトLASIK(All-Laser LASIK)
フラップ作成にフェムト秒レーザーを使用し、刃を使わないオールレーザーのレーシックです。レーザーで精密にフラップを形成できるため角膜への負担が少なく、安全性が高いのが特長です。従来型より合併症リスクを減らせる利点があります。スタンダードLASIKより費用は高くなりますが、安全性や安心感を重視する方に選ばれています。
SMILE(スマイル)
最も新しいレーシック手術法です。角膜にわずか2〜4mm程度の小さな切開を入れ、内部にレーザーで作成した薄い角膜片(レンチクル)を摘出することで角膜の形状を変えて視力を矯正します。
フラップを作らないため角膜への侵襲がさらに少なく、術後のドライアイやハロー現象が軽減されるメリットがあります。高度な技術と専用機器を要するため対応可能なクリニックが限られ、費用も他の術式より高額ですが、「切らないレーシック」として注目を集めています。
それぞれの術式に一長一短があるため、どれが「一番良い」と一概に言えるものではありません。重要なのは自分の目の状態やライフスタイルに合っているかどうかです。
術後のアフターケアを徹底する
手術はゴールではなくスタートです。術後の定期検診を怠らず、点眼薬の使用や生活上の注意点を守ることが視力を守るポイントです。アフターケアを怠ったことで感染症が悪化するなど、トラブルが長引いた事例もあります。
レーシック以外の選択肢にも目を向けよう
レーシックは多くの人に適応する視力矯正手術ですが、すべての人に最適とは限りません。角膜が薄い、強度近視、スポーツの特性などによっては、他の手術法がより適しているケースもあります。
ICL(アイシーエル・眼内コンタクトレンズ)
ICLは、角膜を削らず目の中にレンズを挿入する手術方法です。強度近視や角膜が薄い人にも適応可能で、取り外しも可能なため「可逆性がある」という安心感もあります。
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表面矯正(PRK/LASEK)
角膜の表面のみを削るPRKやLASEKは、フラップを作らないため、格闘技やコンタクトスポーツをする人にも向いています。ただし、痛みが強く回復に時間がかかるのが難点です。「レーシックが怖いけど裸眼を目指したい」という人には選択肢の一つです。
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