
ICL(眼内永久コンタクトレンズ・フェイキックIOL)って、公式サイトでは安全そうに書かれてるけど、実際にICL手術を受けた人は、ぶっちゃけどんな感想や意見を持っているの?手術は痛くないの?視力や見え方に問題はないの?
こんな疑問を解決します。
- 本記事の内容
- ICL手術を受けた現在の視力
- ICL手術体験レポート
- ICL手術後の視力の経過
- ICL手術を受ける前に必ず知っておくべきこと5つ
私自身のICL体験談と、術後の見え方についてまとめました。
また、クリニックの公式サイトには載っていない、手術を受ける前に必ず知っておくべきことについても詳細に解説していきます。
- ICL手術に興味がある
- ICL手術を受ける予定がある
- 手術が痛そうで怖い
- ハロ・グレアや光の輪が不安
- ICL手術で絶対に失敗したくない
このような方にぜひ読んでいただきたい内容になっています。
ICL手術を受けた現在の視力
手術から半年経った現在、このような状態です。
- 左右0.03→左右1.5、両目で2.0に
- 乱視も改善された
- ハログレアと光の輪は全く感じない
左右とも0.03に加えて乱視持ちだった状態から、左右とも1.5、両目で2.0まで回復し、乱視も改善されました。
手術から半年経った現在も、左右1.5、両目で2.0をキープできています。
そして、コンタクトの異物感・ドライアイ・煩わしさから開放されて、QOLがめちゃくちゃ上がりました。
- 目が覚めてすぐに行動できる
- 寝落ちしても問題ない
- 夕方以降のドライアイがない
- 新幹線や飛行機で快適に眠れる
- 旅行やアウトドアで不便がない
- 緊急時・災害時も安心
シーンを挙げるとキリありませんが、本当に快適になりました。
ICL手術体験レポート
私は『品川近視クリニック』でICL手術を受けました。
手術までの流れは以下の通りです。
- Web予約
- 電話で問診
- 適応検査
- 手術
順番に解説していきます。
①適応検査(無料)のWeb予約
無料の適応検査を受けるために、まずはWeb予約が必要です。
予約は品川近視クリニックHPの右上「無料検査予約」から行えます。
②電話での簡易問診
コンタクトの使用状況、病気の有無など、簡単な問診があります。
また、以下の注意事項連絡がありました。
- ソフトコンタクト着用の場合
通常レンズ:検査3日前から装着NG
乱視レンズ:検査7日前から装着NG - ハードコンタクト着用の場合
種類問わず:検査14日前から装着NG
検査当日は運転NG
(検査で瞳孔を開く目薬を使うため)
③適応検査でレンズの度数とサイズを決定
適応検査では、以下の3つを確認します。
- そもそもICL手術が行える目か
- ICLレンズの適切な度数・サイズ
- (乱視の人は)乱視用レンズが適用できる目か
ICLレンズの度数は、コンタクトの度数と基準が異なるので、ICLレンズとしての適切な度数を選定します。
(私の場合、コンタクトでの度数は両目とも-8.75ですが、ICLでは-10.0になりました。)
また、ICLレンズには「サイズ」という概念があり、度数と合わせてサイズの選定も行います。
これは、レンズを埋め込む後房空間の大きさ・形状に個人差があり、それに合わせてレンズも4段階のサイズがあるためです。
④手術当日
瞳孔を開く目薬、抗菌薬、点眼麻酔など、様々な目薬を2時間かけて点眼してから、手術を行います。
手術の流れは以下の通り。
- まぶたが閉じないよう器具で固定
- 大量の液体で目の中を洗浄
- 角膜に3ミリの切れ目を入れる
- 折り畳んだレンズを挿入して中で展開
- レンズを後房空間に入れ込む
- 再び液体で目の中を洗浄して終了
片目あたり5分もかからずに終わりました(準備など含め手術全体で20〜30分)。
肝心の手術中の痛みですが、
- 痛みはほぼない
- 目をイジられる不快感がかなりある
点眼麻酔を何度も行った甲斐あって、手術中の痛みはほぼありませんでした。
しかし、レンズを後房空間に入れ込むときに、目がグリグリ押されている感覚はあって、正直かなり不快です。
ただ、目をイジられている不快な時間は3分程度なので、何とか我慢できました。
なので、最初の右目はかなり恐る恐る臨みましたが、左目のときは「この不快感を3分間ガマンすればいいだけだ」と開き直って臨むことができました。
ICL手術後の視力の経過
術後の視力も非常に順調です。
- 1週間で左右1.5、両目で2.0に回復
- 乱視用レンズでなくても乱視が改善
- ハロ・グレアや光の輪は1〜2ヶ月で見えなくなる
以上の3つについて、順番に解説していきます。
1週間で左右1.5、両目で2.0に回復
翌日検診 :右1.2 左1.5
1週間後検診:右1.5 左1.5
翌日検診では、右目の手術痕が左よりやや残っていたこともあり、右目は1.2でした。
1週間後検診では、手術痕がほぼ完治したのと、後述する乱視が解消されたことで、左右とも1.5、両目で2.0に回復しました。
乱視用レンズでなくても乱視が改善
実は、ICL手術の過程で、乱視が改善するのです。
これは、角膜の手術痕が自然治癒する過程で、角膜の歪みが正しい形状に戻るためです。
私は最初、乱視用レンズを希望していたのですが、先生からこの説明を受けたのと、私の目は乱視用レンズを適用しづらい目だったため、通常レンズで手術を行いました。
その結果、通常レンズでも両目の乱視がほぼ改善しました。
乱視用レンズの詳細はこちらの記事を参照ください↓
ハロ・グレアや光の輪は1〜2ヶ月で見えなくなる
ハロ・グレアとは、暗闇で光がにじむ・広がって見える(ハロ)、まぶしく見える(グレア)という現象です。
主にレーシックで発生し、ICLではレーシックよりも出方が弱いと言われます。
通常の見え方
ハロ(光がにじむ・広がる)
グレア(光がまぶしい)
光の輪は、暗闇で光の周りに輪っかが見えるという、ICL特有の現象です。
これは、ICLレンズの穴のフチに光が反射することで発生します。

私の場合、手術直後にハロと光の輪が見えましたが、1ヶ月も経つとほとんど見えなくなりました。
3ヶ月目以降は、ハロ・グレアも光の輪も、全く感じていません。
夜の車の運転も、全く問題ありません。
ICL手術を受ける前に必ず知っておくべきこと
以上の体験談を通じて、ICL手術を受けた今だからこそわかる、必ず知っておくべきことを5つ解説します。
これらは全て、私が手術を受けた「品川近視クリニック」の適応検査で説明を受けたものです。
他の方の体験ブログを見ている限り、必ずしも説明してくれないクリニックも多いようですが、全て必須知識だと思っています。
①ICLの度数基準はコンタクト・眼鏡と違う
②クリニックの料金体系に要注意
③視力2.0は危険!過矯正回避が最優先
④レンズのサイズ・向きは人によって違う
⑤合併症回避には手術の実績数が超重要
①〜⑤について、順番に解説していきます。
①ICLの度数の基準はコンタクトや眼鏡と異なる
ICLは、コンタクトや眼鏡よりも、
- 度数がやや高くなる
- 度数の刻み幅が大きい
(コンタクトは0.25、ICLは0.5幅)
上記2つの理由で基準が異なります。
私の場合も、コンタクトでの適正度数は-8.75Dですが、ICLレンズでは-10.0Dの適用になりました。
②クリニックの料金体系に要注意
ここで注意したいのは、費用の想定です。
ICLの費用は、度数が一定ラインを超えると、料金も上がります。
このとき、コンタクトや眼鏡の度数で考えていると、ICL基準で度数が上がって、料金が想定よりも高くなる可能性があります。
特に、低度数の料金が安く、一定ラインを超えると料金が極端に高くなるクリニックには注意してください。
安い料金で釣って来院させて、実際にはその度数を適用できる人はごく僅か。
実際に提示された度数と料金を見ると、もっと安いクリニックは他にある。
でも、適応検査を別のクリニックでもう一度受けるのは面倒だし、そこのクリニックで手術を決めてしまう。
このようなことにならないように、ICLで度数が上がることを想定して各クリニックの料金を確認すべきです。
各クリニックの費用比較はこちらの記事を参照↓
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東京のICLおすすめ眼科33選!費用と実績を徹底比較【2025年最新】
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③視力2.0は危険!過矯正回避が最優先
適正度数よりも高い度数を選んでしまうと、過矯正の危険があります。
レーシックが流行した頃は、過矯正による頭痛・吐き気・痺れ・動悸・痙攣といった後遺症でレーシック難民が多発して、大きな問題になりました。
にも関わらず、現在のICL手術でもいまだに「視力は2.0見えた方がいいですか?」と言ってくる眼科医は一定数いるんですよね。
私の場合、1.2〜1.5の視力が出る想定で度数を選定してもらって、「結果的に」やや上ブレして左右1.5・両目2.0になりました。
しかし、最初から2.0の視力を出す前提で度数を選定すると、上ブレしたときに過矯正の危険性が出てくることは明らかです。
視力2.0まで見えるようになってみたい、という気持ちはよくわかりますが、間違っても「2.0見えた方がいいですか?」と聞かれて「はい」と答えてはいけません。
そのようなことを聞かれた時点で、その先生の診断は疑ってかかるべきですし、別のクリニックでの受診も検討した方がよいと考えます。
参考までに、「神戸神奈川アイクリニック」で手術を受けて過矯正になってしまった実例です↓
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ICL手術で後遺症になってしまった原因とは?ICL失敗ブログを3つ紹介
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④レンズのサイズ・埋め込む角度は人によって違う
ICLレンズには「サイズ」という概念があります。
これは、レンズを埋め込む後房空間の大きさ・形状に個人差があり、それに合わせてレンズも4段階のサイズがあるためです。
後房空間に対して、埋め込むレンズが大きすぎると、眼圧が上昇して緑内障のリスクが発生します。
逆に、レンズが小さすぎると、水晶体にレンズが接触して白内障のリスクが発生します。
これらの合併症を引き起こさないためには、1人1人の後房空間の大きさや形状を考慮して「どのサイズのレンズを、どの角度で埋め込むか」の判断が必要です。
後房空間が横に大きい場合
後房空間が縦に大きい場合
⑤合併症回避には手術の実績数が超重要
適切なサイズを選定して、合併症のリスクを極力0にするためには、手術の実績数が非常に重要です。
どういうことかと言うと、後房空間の大きさや形状は、直接的には計測できず、適応検査の結果から間接的に「予測」しているのです。
(極端な話、予測をもとにレンズを入れてみて、サイズが合っていなければ再手術が必要です。)
で、この予測の精度は、手術の実績数に比例します。
つまり「適応検査の予測をもとに、このサイズのレンズを埋め込んだ結果、こうなった」という症例データが多ければ多いほど、予測の精度は高くなるわけです。
ですので、合併症回避には、手術の実績数の多いクリニックを選ぶことが非常に重要です。
まとめ
ICLは、正しく手術が行われれば、こんなに素晴らしい自己投資はないと思っています。
そのためには、ICL知見が十分にあるクリニックで手術を受けること、手術を受ける自分自身が正しい知識を身に付けること、どちらも重要です。
この記事で解説した、クリニックの公式サイトには載っていない知識や情報は、ICLを検討中の方にはかなり参考になったと思います。
これらは全て「品川近視クリニック」の適応検査で、担当医の先生から直接聞いた情報です。
ですので「ICLを受けたいけど、不明点がまだある」という方こそ、まずは適応検査(無料です)で先生に色々質問して、疑問を解決することをオススメします。
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